top of page
執筆者の写真casablancafujieda

Tillandsia Thiekenii



昨年は毎月、頻繁だった月には月二回、小松先生は成田空港に出かけていましたが、今年は2月26日にティランジア・チャペウエンシス・チュリフォルミス(Tillandsia chapeuensis var. turriformis)など80株程度(末端価格300万円相当)を輸入したのを最後にコロナ・パンデミックの為に飛行機が飛ばなくなってしまったので取引も止まっていました。


こちらが2月26日に成田空港で植物検疫を受けて輸入した植物です。




上記の植物を荷受する為に成田空港に出かけるタイミングで、その前日には東京ラン展にも顔を出し、夕食を都内の居酒屋で戴きました。

そのときの会話は集団感染が発生した為に横浜に留め置かれていたダイヤモンド・プリンセスの話題で、新型コロナ・ウィルスとは対岸の火事のような印象だったのを記憶しています。

前日に行った東京ドームでも感染予防対策を行っていましたが、反応が過剰だよねという会話もしていました。

未知の展開に「細菌兵器が漏れたのだろうか」とか「政府は何か隠しているのかも」などと互いの見解を交わし、美酒に酔い、宿に帰りました。


その日から丸5ヶ月経った今月の始めごろ、それはちょうど七夕の翌日でした。

それまでも毎月一往復はしていたブラジルからのメールが今月も届き、内容はこんなぐあいでした。


Já aqui em Brasil estão aberto novamente as exportações se vocę desejar fazer algum pedido temos novidades em plantas especiais, inclusive T thiekenii.


シーケニー!


小松先生の目の色が変わり、「すぐに返事を書くように」との指示が下されました。


リストを取り寄せ、精査して、検討し、取捨選択をしたところ、とにかくシーケニーだけは入手したいということになりました。


あれも、これも、それも、欲しいけれど現状では確実に届く保障もありません。

万が一トラブルが起きて荷が届かないということになるとダメージが大きいので先生の指示は


T.heuvergeri ---- 10

T.thiekenii ----- 10


でした。


この注文をブラジルに送り、同時に現物の写真を取り寄せました。


この植物の輸入を開始し、ブラジル側での書類申請、もちろん代金と手数料は前払いで送金して取り寄せる手続きを致しました。


そして先週末。

7月の4連休が始まる前のこと。


書類が出来たので発送の手続きに移るとの連絡が、ブラジルから届きました。


ブラジルは無事に出発したようで、フライト・スケジュールも(メールで)届きました。


今回はヒューストンとサンフランシスコを経由してナリタに飛ぶルートで届くようです。


怖いのはアメリカでの検疫に引っかかってしまうことです。

過去最長1週間ぐらいの遅延があり、その時は小松先生も毎日ニワトリの様に部屋の中を行ったり来たりしておりました。


今回の輸入、無事に届けば最短で7月の末週に届く予定です。


もしも無事に到着したら、5株は行き先が決まっており、3株は先生のお手元に置きたいそうなので、残り2株は転売することができそうです。


ひと株あたりの卸値は、12万円になる予定です。


ご興味のある方はお問い合わせください。

casa_blanca_fujieda@yahoo.co.jp








閲覧数:741回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page